統計検定1級では十分統計量について問われることが多いように感じる。十分統計量は分布のパラメータを十分に推定できる統計量のことで、フィッシャー・ネイマンの分解定理はそんな十分統計量を簡単に見分けることができる定理である。その分解定理を離散の場合での証明を本エントリで紹介する。
東京のIT会社で働くデータサイエンティスト。夢は勉強会講演と参考書を書くこと。趣味はバイクだったが今はお休み中。